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日別アーカイブ: 2025年1月7日

可能性

内覧会開催初日のご報告

内覧会がスタートしました。

1日目の昨日は、あさイチより、5人の見学者様がお見えになられました。
昨日の来訪者様は、重度の障害をお持ちの親御様が5名で来られました。お話を聞くところによりますと、重度の障害者を受け入れてもらえる施設が無くて、こちらの施設の内覧会の初日のあさイチに来られたのだそうです。
しかしながら当施設は比較的区分が軽い日中活動をされる方向けの施設で、区分4が8割を超えてはならない施設となっております。

私と致しましては、ご縁がありました全ての皆さまのお役に立ちたい気持ちであります。
しかしながら、私の今の力では、どうしても対応が出来ない部分も出てきてしまう状況で、とても悔しい気持ちであります。
それでも、当施設の出来る限りの可能性を掛けてご対応させて頂きます。

私は、この仕事をする前は運送会社の代表を任されていましたが、当時の私のビジネススタイルと致しまして、常にお客様のニーズにお応えするように努めてまいりました。
他の同業者は、到底お断りをするような条件の仕事の依頼も喜んで請けてきました。その様な仕事を何故喜んで請けたのかといいますと、
本来は、条件の良くない依頼というものは、ビジネス的にいうと、儲からない、又は危険が伴う、リスクがあるなど、一見良い事は、一つも無いように感じられるのですが、他の同業者が受けない仕事を私が受ける事が出来れば、お客様が喜んでくれて、しかも仕事で利益をもたらせる事が可能となれば、その分野は弊社のブルーオーシャンとなるのです。

しかも、お客様に喜んで貰えるわけですから、この仕事だけではなく、他の条件の良い仕事もいただけて、双方にとってwin.winな関係性を築けるのです。
そこには、それらに対応出来るスタッフの存在が不可欠であります。

重度の障害者を受け入れるということから、このようなご説明をしていますので、混乱させてしまったかもしれませんが、決して重度の障害者を受け入れる事が、割りの合わない仕事だと言っているわけではありません。
重度の障害者を受け入れる施設づくりをする事が、まだまだ、弊社にとってはハードルの高さを感じるという事です。
元々私が、この障がい者グループホームを設立するきっかけも実は障がい者グループホームが、全然足りていない現状を知り、これまでの職歴の中で全く経験のないこの業種に飛び込んだのです。

山を登り始めたら、私は、頂上を目指したくなります。
必ず登頂致す気持ちで望んで参ります。
それには、信頼できるスタッフの存在、関係する様々な業界の諸先輩方からのレクチャー、お力添えが必要となってきます。

私は、諦めずに前へ進み続けます。

どうぞ、皆さま宜しくお願い致します。